浴衣(ゆかた)を「着こなす」ために意識する超簡単な3つのポイント

今年ももう夏ですね。
これから来る真夏日・猛暑日・熱帯夜…

聞くだけで汗が吹出しそうです。
こんな時は風呂上りに冷たいビールと枝豆、そして浴衣を着て花火なんか見ながらまったりしたいですね。

浴衣を着て、着物の素晴らしさを再認識しませんか?
折角日本人に生まれたのですから。

この辺りで、ちょっとまじめに浴衣についてお話しましょう。

浴衣(ゆかた)を「着こなす」こととは

普段は着ない浴衣、だからこそちゃんと着こなしたいですよね。
ところで浴衣のルーツを知っていますか?

そこからまず始めましょうか。

浴衣とは?

浴衣の歴史は古く、平安時代に貴族社会で登場します。

当時は蒸し風呂が主流だったようで、蒸し風呂に入る際に、火傷をしないように着た湯帷子(ゆかたびら)が、そもそもの起源です。

やがて、裸で湯につかるようになってからは、湯上りに、木綿で作った「くつろぎ着」を着るようになり、これが今の浴衣の始まりです。

昼と夜とで浴衣を使い分けていた?

古典的な浴衣には、紺地と白地が多く見られます。

白地の浴衣は昼用で、家の中で着ると真夏でも涼しく過ごせます。
紺地の浴衣の場合、紺色に染めるために使われている「藍」の香りを虫が嫌うことから、虫の多く出る夕方から夜にかけて着用するのが良いとされています。

※白色、夜説もあり…⇒浴衣の選び方ポイント!浴衣の地色「白色」と「濃い色」どっちにする?

浴衣を着こなす

せっかく浴衣を着るのですから、着こなすための大事なポイントを知っておきましょう。

「美しく着る」

浴衣のマナーで最も大切な事、実は「美しく着る事」だと思います。
浴衣はカジュアルな服装のイメージが強いだけに、着方がまずかったら、簡単にだらしないイメージになりますからね。

男性の場合

例えば、男性の場合、胸を開いて、着る人がいます。
歌舞伎役者さんは、浴衣を着付けた後、前をちょっとだけ開きます。
こうすることで「粋」になるからです。

着慣れている人がこれをやるとカッコイイのですが、慣れていない人がやると、開き加減がわからず広げすぎて、結果、ダサく見えます。

特に筋肉もないガリガリの胸は、見せない方が身のためです。

袖に物を入れすぎて、いかにもそこに財布やスマホが入ってる、というのもカッコ悪いですね。
潔く、袋を持ちましょう。その方が何倍もスマートです。

何よりそんなところに入れていたら、落っことしますよ。

女性の場合

女性も、残念だな、といつも思うのは「帯に胸が乗っている」こと。

これは、勘弁してほしい。
そしてこれは正しく補正すれば、回避できますから。

⇒「オン・ザ胸」にならないようにする方法

「正しい姿勢」

さらに、美しく見せるには、女性も男性も正しい姿勢を保つことです。

着物は、ウエストや腰に帯を巻きます。
これによって、前かがみにならずに済みます。
猫背の人も、少し直ります。
(着物を着ると背が高くなったような気がするのはこのためです)

なので、洋服の時よりは、少しだけ堂々と見えます。

「歩き方」

着こなしている、と思わせる歩き方は…

女性小幅で、どちらかと言えば内またで歩く
・男性は胸を張り前を向いてちょっとガニ堂々と歩く

が、ポイントです。

簡単で当たり前の事ですが、これだけ知っているだけでも、浴衣の着こなし上手になれます。

加えて、男性は女性が一緒の時は、優しくエスコートして下さい。
女性の場合、着慣れない浴衣は、足は開きずらいため、急がせたりすると足元がはだけやすいものです。
普段のスピードでは歩かせるのはかわいそうです。

だから、時間には余裕を持ってください。

まとめ

浴衣には暑い夏を快適に過ごすための日本人の生活の知恵がつまっています。
おいおいその知恵をご紹介出来たら、と思っています。

浴衣ライフ、エンジョイしましょう。