浴衣を綺麗に見せるポイント…帯

浴衣姿の全体を見た時の「帯」は、一番目が行く所です。
ちゃんと帯を綺麗に見せるための2つのポイントを押さえておきましょう。

浴衣を綺麗に見せる帯のポイントとは

浴衣は、最低限、着物と帯、腰ひもがあれば着ることはできます。
が、浴衣(着物)をより綺麗に見せるために、2つのポイントを説明します。

1 帯板(前板)は、必ず入れる

新しい帯は、それほどでもないのですが、お下がりの帯や何度も使っている浴衣帯(半幅帯など)は、柔らかくなっている事が多く、着ているうちにお腹のところが半分に折れ曲がったり、シワが寄ったりすることがあります。

これは、ちょっとだらしなく見えちゃいますね。
着付け時、帯結びをする時「帯板」というものを入れていないと…なります。
だから、帯板(前板とも言います)は必ず入れましょう。

もし、なかったら、ダンボールか厚紙(菓子箱の蓋)で、作る、という手もあります。

帯板のつくり方

厚紙:硬すぎず、やわらかすぎず…の物がいいでしょう。
サイズ:横の長さは、身体の幅ぐらい(30センチぐらい)、縦は帯の幅より上下1センチ(計2センチ)狭くしましょう。(浴衣の半幅帯の幅は約14~15㎝なので、それ以下にしないとはみ出てしまいます)
:横長の楕円形に(角を丸く)切り取ります。

自分で型紙を用意する時は、こんな形↓に切って下さい。

(例)横の長さ:33㎝、縦13㎝

※所詮、紙で作ったものなので、汗をかけば柔らかくなるし、折れてしまったら、次は使えません。
なので、着るまでに余裕があるなら、専門店やネットで前もって購入することをお勧めします。

和装小物として売っている前板は当然ですが丈夫で何度も使えます。
成人式や結婚式で着物を着る場合は必ず必要です。
今のうちに準備しておきましょう。

ちなみに↓写真の前板は、穴が開いていて、通気性が良い、夏用(浴衣用)です。


前板 帯板 メッシュ 特長 ゆかた用 着付小物 和装小物 着付け あづま姿  あずま姿  NO233

※紐(ベルト)付きのものもあります。どっちでもいいと思います。
ちなみに私が持っているのは、ベルト無し、です。

2 帯をしめる位置に気を付ける

一般的に、帯の位置は「若い女性は高め」、「若くない女性は低め」です。

「若い」って、いったいいくつなの?
と思いますよね。

(これはあくまでも私の意見ですが…)

・10代後半~20代は、高め
・30代は、好み?
・40代ぐらいからは、あまり高くないほうがいいと思います。

高めの目安

私は、高めに帯を締める場合の目安は、バストの高さを3等分して、下1/3ぐらいの位置にちょうど帯の上辺がくるように心がけています。

低めの目安

低めに締める場合は、バストの下ぐらいに帯の上辺がくるようにしています。

後は、感覚ですね。
顔見て決めます(笑)。

ただ、帯の位置によっては、おはしょりの長さを気にする人もいます。
帯を下めに締めた場合、おはしょりの幅が少なくなってしまう場合がありますから。

が…素人さんが自分で着る時にそこまで考えるのは面倒だし、それほど気にすることではありません。

補足:おはしょりについて

ちなみに…
腰紐を締める位置でおはしょりの幅(長さ)の調節ができます。

通常、ウエストの位置で腰紐を締めますね。
この位置しめるとおはしょりの長さが決まるのですが、自分に合っていない浴衣(お下がりや貰い物)の場合、おはしょりの長さが丁度いいように出るとは限りません。

なので…
「おはしょりが長いなー」と思った時は、ウエストでも「気持ち上」で締めたり、それでも長い時は、紐を2本使ったりします。

「おはしょり、短いな―」と思った時は、ウエストより下目、腰の上で締めたりもします。

どっちも、ちょっとテクニックが入りますけどね。

浴衣着付けに必要な小物は揃ってますか?

浴衣と帯と下駄…この3点セットだけに目がいって、他は必要ないと思っていませんか?
浴衣を着るには、他にも肌着や腰ひもが必要なのです。

浴衣着付け5点セット

「肌着」「腰ひも」に加えて、より綺麗に着付けをするためには上で説明した「前板」。さらに着物小物としてないよりあった方がいいと言われるのが「着物ベルト(コーリンベルト)」と「伊達巻」です。

本来どちらも紐で用は足りるのですが…
・着物ベルトというのは、両端がフックになっているので襟先を挟むだけで、着崩れを防ぎます。ゴムでできているのでこれを使うと楽です。
・伊達巻きは、幅が広い紐で、幅が広い分しっかり着物を抑える働きをします。これもゴムでできているものが多く楽です。

この「小夏ちゃん」5点セットの場合は、

 

・浴衣スリップの上は綿、下はポリエステルなので、すべりが良く巻き付かないタイプ
・前板にゴムが付いている
・腰ひも、着物ベルト、伊達巻、何れもゴム

着物を着た時の紐がきつくて…と、感じやすい人は、こういうゴム小物がおすすめです。

もちろん、単品でもネットでそれぞれあります。探してみてください。

まとめ

浴衣の着付けは、覚えれば誰でも自分で出来るようになります。
それでも、着慣れないうちは、帯をしめる位置は、いがいと難しいものです。

若いのに帯の位置が下だったら地味に見えるし、40歳ぐらいで、高い位置に帯を締めていたらやっぱりちょっと違和感を感じるものです。

出来れば浴衣全体を見ることができる姿見のようなものがあればいいですね。何度か練習しているうちになんとなく自分に合う帯のいい位置を見るけることができるようになると思います。

確認する時は、少し離れて、横を向いたり、後ろを向いたりいろんな方向から見てみてください。
裾の長さは、遠い所からの方がわかりやすいですよ。

着付けを練習して浴衣美人目指しましょう!